2005年 11月 26日 ( 1 )
谷村 志穂氏の講演 ~第19回地域振興フォーラムにて~
「歴史を通じた函館の魅力」~歴史・海・文化から~と題して、ギャラリー店主の村岡氏が
進行役となった対談形式で行われた。国際Hの会場には、想定の200名を超える来場が
あったようだ。大変興味深いテーマ設定に加え、谷村氏の知名度や美貌も相まって、
多数の来場者が集まったと思われる。

内容は、谷村氏の函館との関わりや、小説「海猫」執筆でのエピソード等に始まった。
更に小説を書く時のインスピレーションや実体験との関わり等の話の中で、函館の歴史や
風景の持つ個性が語られた。

対談の中では、函館の豊かで美味しい食、歴史ある独特で個性ある風景、函館ならではの
方言等がキーワードとなり展開され、谷村氏の函館移住をラブコールして終了した。

元々、何らかの結論を導き出す為の対談ではない(と我は解釈しておりました)ので、
今日の対談を聞いた来場者の一人ひとりが、何かひとつでも気付きや見直しがあれば、
充分な収穫と思う。

我の場合は、函館の風景である。こちらに転勤してきて2年半、視線が食に偏り気味と
自覚はしていた。風景に関しては、専ら夕焼けや紅葉等の自然を対象としていて
(それはそれで大切な財産だが)、西部地区の建造物等にあまり目を向けていなかったので、改めて散策したいと思った。

都会の建造物は、そのデザイン性においての美しさはあっても、それは経済的背景から
ある日突然に出来上がるものであり、そこに歴史は無い。
函館の建造物には歴史がある。建造物は歴史というオーラを纏い、見る者の想像力を
かき立てる。それは著名な教会等の建造物に限らず、街中の商店等全てに共通する。

対象を限定せず、函館の個性に今後も目を向けていきたい。
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by m_warekatte | 2005-11-26 16:00 | 函館では