著保内野遺跡を訪ねて ~出土場所は、この緑の中に~
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中空土偶国宝指定記念フォーラムの翌日、
早速著保内野遺跡を見にいくことにした。
ところが、事前に調べても場所がわからない。

「著保内野」をGoogle mapで検索してもヒットしない。
函館市のホームページを見ても、何故か「著保内野」だけ記載がない。

うーん、国宝級だと秘密事項なのかな?
と思いつつも、とりあえず南茅部に向かった。

まずは尾札部界隈を走るが、全く見当がつかない。
交番によって、大体の位置を聞く。
出土場所は、看板も何もないという。

次は、消防を訪ねた。
とても親切に、発見者である小板さんの自宅まで教えてくれて、
「直接訪ねて、場所を教えてもらうのが一番」だと言う。

でもさすがに、いきなり自宅訪問するのも憚られた。
この辺だろうと思われる場所を、バイパス側から海側に林の中を歩いた。

急な道を下ると、結局国道側の一軒の民家の庭先に出てしまった。
ちょうど民家の方がいたので、経緯を説明して謝ると、
そこでも「小板さんを訪ねなさい」とい言う。

結局、小板さん宅を訪ねてしまった。
話を聞いてみると、以前に市から
「安易に場所を教えないよう」
言われているので、教えたいのはヤマヤマだが。。との事。

 出土場所に行くには、他の人の土地を経由する必要がある。
 悪意ある人間が場所を知った場合、掘り返される危険性がある。


というのが、その理由。
それはそれで、尤もな理由だったので了解し、しばらく話をした。

国宝指定当初は、マスコミ含めて多数の人が来たが、
最近は訪ねてくる人も殆どいないとのことだった。

専門家ではないのでわからないが、縄文後期の集団墓地だった事が
判明した時点で、もう価値は無いのだろうか。

前日のフォーラムで、中空土偶のすごさを知り、
「これをまちづくりに活かせないだろうか」
と考えるのは、函館を愛し、函館を活性化したいと思う一市民として、
当然の思いと考える。

勿論、出土場所の土地を買い取ればよいという単純な話ではない。
でも、このまま放置しておくのは、あまりにも勿体無い気がする。
台風でも来て、土砂崩れが起きたら・・・とも素人は心配する。

自分が知らないだけで、着々と計画があるのかもしれないが、
そのような空気が感じられないのが残念。
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by m_warekatte | 2007-08-28 19:43 | 函館では
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