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ブログに関する考察 ③
今日は自分自身のブログ経験から感じた事や、自分自身がブログに求めている事を、
包み隠さず赤裸々に検証することから、ブログとの向き合い方を考えてみたい。
客観的に物事を検証することも大事だが、あまり評論家気取りになってもいけないので、
今日は自分をたたき台として考察する。
戯言カテゴ系になる可能性もあるが、思うがままに綴ってみる。

とは言ったものの、ブログを始めたのは今年の2月、まだ1年にも満たない。
骨折での自宅療養がきっかけで始めたことや、元々文章を書くのが嫌いでないこともあり、
1件以上/日のペースで記事をアップしている。

当初(旧ブログ)は、淡々と骨折の治癒状況を自分なりに観察したり、
何も出来ない(動けない)中で、色々と考えた事を綴っていた。
これまでに「立ち止まった」経験が少なかったので、それはそれでいい機会だった。
自分の半生を反省し戯言を書き、また一日中TVを見たり新聞を読んだりして
世の中の動きを評論家面して、書いたりもした。この時代は、毎日殆どコメントがゼロ
だったこともあり、正に個人の日記状態だった。

様相が変わってきたのは、骨折が癒え活動範囲が広がってからだ。
骨折系時代は、エリア的には日本全国で、共通項は骨折だった。
それが”骨折後”は、食や風景、イベントなどからエリアが共通項となり、
同じ地域に住む親近感もあるのだろう、コメントも増えてきた。

そして、実際に地域ブロガーの方々とお会い出来て、更にコメントもTBも増えてきた。
自分の記事よりもコメントに返信するのが忙しくなったりする時もあった。

ざっと、我のブログの歴史(たったの9ヶ月で「歴史」もないが)は、こんなモンであるが、
やはり大きな変化はコメントやTBでの他者とのつながりだ。
元々、「我的勝手」なんて名前をつけて、自分による自分の為の日記と位置付けてきた。
よって、コメントは無くても何とも思わないし、淡々と継続していた。
ところが一旦コメントがつき始めると、コメントが付かない日には、
その落差を感じるようになる。

コメントは要らない、我的勝手だ、などと言ってはいるが、コメントがつけば嬉しいと思う
気持ちは正直なところだ。でも、コメント無しでもOKと思っている自分もいる。
既に鋭い読者の方には、我というキャラで少々強がったりしている、
実は孤独で弱いMを見透かしているだろう。

もとい。

コメントがないと寂しく感じるのは、ブログへの依存度が高まっているからだ、
と我は考える。もっとも人によってこれは違うかもしれない。
何かに依存することは、同時に弱さを身に纏うことでもある。
依存した何かが無くなれば、弱るからだ。

かと言って、何ものにも依存せず生活する事も、あり得ない。
よってここにバランス感覚や距離感の取り方が重要になってくる。
まだ1年にも満たないのに、ブログを通じて得た情報や、
人との出会いは何ものにも代え難い、と既に感じている。

今後、更に1年2年とブログを継続するつもりでいる。
1年後には、今と違う雰囲気のブログになっているかもしれないし、今と同じかもしれないし、
それはそれで自分自身楽しみだ。また、ブログを通じて出会えた方々とも
永くおつきあい出来れば、と強く思う。

さてさて、「その通りだ、自分もそうだ」と思った方、「なに言ってんだコイツ、暗いなー」と
思った方、そんな様々な方々と、ブログに依存し過ぎずに交流していけたら、
面白いと思うのである。

それにしても、こんな記事アップしたら、ヒク人も多いだろうな~と思いつつ、送信する(笑)
by m_warekatte | 2005-10-25 21:58 | ブログに関する考察
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