ブログに関する考察 ①
ブログとリアルライフとの距離感、及びそのバランス感覚について考える。
きっかけは、日経BPの記事である。(ちょっと古いですが)
記事の米AOLのブロガーを対象とした調査によれば、
約50%がその目的を「自己セラピー」と位置付けている事と、
殆どのブロガーが、2つ以上のブログを持っているという調査結果がレポートされている。

米国人と日本人での、物の捉え方や表現の差異はあるだろう。
同じような調査をすれば、日本ではおそらく「友人とのコミュニケーション」とか
「自分の趣味」とか「アフィリエイトでの小遣い稼ぎ」とか「食べ歩き」といった回答が
見られるのではないか。

しかし、それらはあくまで表面上の「キャラ」だったり「手段」だったりするだけで、
実際にはそれらを通じて、何らかの自己セラピーを施しているのではないか、と思う。
ただ単に、本人が気づいていないケースもあるだろう。
つまり、ブログというツールを利用して、新たな友人が出来たり、
自分の頭の中を整理したり、見つめ直したり。。

そういった効用的な面で言えば、古来の日記に通じる部分もある。
但し、ネットに公開されている点に大きな違いがある。
TBやコメントにより、他者と容易に繋がり、濃ゆい情報を交換出来たり、励まされたりする。
しかし、それはまた一方で、誰に覗かれているのかわからないリスク、
誹謗中傷に晒されるリスク、予想外のコメントや言葉の端々からのダメージ等、
もある両刃の刃であるとも言える。

よって極論を言えば、ブログを始める時には、最悪の状況を想定した覚悟や、
ブログ上の自分のキャラクターを演じ続ける(演じなければ、続けられない)覚悟も必要だ。
(・・・ちょっと大袈裟かもしれないが・・・)
冒頭に紹介した米AOLの調査の「2つ以上のブログ」を持つ人が多いのは、
この辺に要因があるのだろう。
楽しく明るい自分、独白したい自分、ごく限られた親しい友人にのみ読んで欲しい内容等、
様々な自分がある筈だ。

つまりブログ上の自分と実際の自分は、100%イコールではないケースが多いと思う。

 つづく
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by m_warekatte | 2005-10-11 22:57 | ブログに関する考察
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